研究成果の概要 |
本研究は帝王切開後褥婦の深部静脈血栓および下肢浮腫の予防および軽減のためのスタンダードケアを確立のために実施する。本研究の目的は、作動量対効果の高い足関節底背屈運動を明らかにするためにその運動角度と回数を同定することである。方法:レーザー組織血液モニターを用い、角度30度と角度20度の足関節底背屈運動を20秒間、20回交互に実施しtotal-Hb,Oxy-Hb,Deoxy-Hb,Sto2を測定した。研究協力者は一般20代女性6名であった。この結果30度の運動でDeoxy-Hbが安静時より有意に下がり、また、20秒20回のシーソー運動が負荷をかけない作動量対効果の高い方法である傾向が見えてきた。
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