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2015 年度 研究成果報告書

インファントマッサージの触覚刺激が母児の快情動に及ぼすメカニズムの検証

研究課題

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研究課題/領域番号 25670969
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関大阪大学

研究代表者

渡邊 浩子  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20315857)

研究分担者 田中 弥生  京都光華女子大学, 健康科学部, 助教 (80636184)
研究協力者 能町 しのぶ  兵庫県立大学, 看護学部, 客員教員(専任講師) (40570487)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードインファントマッサージ / 触覚刺激 / 快情動 / 近赤外分光法 / 育児支援
研究成果の概要

生後3~6ヶ月までの健康な乳児とその母親のペア9組を対象にマッサージ中の大脳皮質活動と自律神経活動を測定した。その結果、児のマッサージ開始5秒後では脳内oxyHb 濃度の減少反応率は66.7%、マッサージ開始10秒後、15秒後ともに77.8%であった。母親のマッサージ中の脳内oxyHb 濃度の減少反応率はマッサージ開始5秒後、10秒後、15秒後ともに66.7%であった。マッサージ後に唾液中CgA濃度が減少し、リラックス効果が見られたと評価できる母児は約6割であった。マッサージによる触覚刺激は、副交感神経活動の亢進による脳内血流を減少させ、母児ともにリラックス効果をもたらすことが示唆された。

自由記述の分野

母子保健

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公開日: 2017-05-10  

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