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2013 年度 実績報告書

小児のセルフケア看護理論の構築に向けた必要要素の抽出によるモデルの作成

研究課題

研究課題/領域番号 25670979
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

片田 範子  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (80152677)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
キーワードオレム看護理論 / こどものセルフケア / 小児看護学
研究概要

小児のセルフケア看護理論構築のため大学教員6名と小児看護専門看護師6名に小児のセルフケアをどう捉えるかフォーカスグループインタビューを行った。インタビュー内容を検討した結果、大きくは、『こどものセルフケア能力』『親子としてのセルフケア』『日本における子育て文化と甘え』の3つに分けられたが、セルフケアについて語られた内容を詳細に分析した結果、20のカテゴリーに分類された。
カテゴリーは、オレムのセルフケア理論を用いるメリット・オレムのセルフケア理論と組み合わせる理論・理論と実践をつなぐ・実践する上で基盤となるセルフケア理論・子どもの捉え方・子どものできることを引き出す・子どもの経験知を高める・家族をみる・親子をみる・依存的ケアエージェンシーとして求める能力・親としての役割・親との距離感・親を通して子どもをみる・CNSとしてのスタッフとの関わり・意図的介入をする上での職場風土・スタッフに求める看護エージェンシー・教育する上での使いにくさ・言葉の使いづらさ・依存と不足の捉え方・子育て文化と子どもの甘え、であった。
更に実践に活用する視点で分析を加えると8つの要素に集約された。必要要素は、【子どもの発達に応じたセルフケア】【子どもをできる主体として捉える】【子どものエージェンシーとしての能力】【子どもにおける依存と不足の意味】【依存的エージェンシーとしての能力】【子育ての文化と甘え】【親子のありよう】【親役割】であった。これらの要素について、どのように分かりやすく説明するかが今後の課題である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 小児のセルフケア看護理論の構築に向けた必要要素の抽出2014

    • 著者名/発表者名
      河俣あゆみ 原朱美 三宅一代 片田範子
    • 学会等名
      日本小児看護学会第24回学術集会
    • 発表場所
      タワーホール船堀(東京都江戸川区)
    • 年月日
      20140720-20140721

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公開日: 2015-05-28  

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