小児のセルフケア看護理論構築のため大学教員6名と小児看護専門看護師6名に小児のセルフケアをどう捉えるかインタビューを行い、セルフケアについて語られた内容を分析した結果、20のカテゴリーに分類された。更に実践に活用する視点で分析を加えると8つの要素に集約された。必要要素は【子どもの発達に応じたセルフケア】【子どもを出来る主体として捉える】【子どものエージェンシーとしての能力】【子どもにおける依存と不足の意味】【依存的ケアエージェンシーとしての能力】【子育ての文化と甘え】【親子のありよう】【親役割】であった。これらの要素について、どのように分かりやすく説明するかが今後の課題である。
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