超早産で超・極低出生体重児を出生から皮膚が形成できる週数まで観察したところ、皮膚トラブルは心電図等のモニターを外した際の皮膚の剥離や採血の痕、新生児特有の四肢を曲げる姿勢による皮膚の密着が原因で起こっていた。皮膚トラブルが起こるときは体重減少や血清アルブミン値が減少する変化が起きていることはあったが、すべての児に起きているわけではなかった。 また看護師は超早産で超・極低出生体重児に対してスキンケアを行なうときは正期産に近い状態で生まれた児に対して行うよりも皮膚に力がかからないように配慮したケアを行なっていた。
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