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2015 年度 実施状況報告書

研究成果活用・健康生活・省察を基盤とした公衆衛生看護実践能力修得プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 25671016
研究機関岡山大学

研究代表者

岡本 玲子  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (60269850)

研究分担者 芳我 ちより  岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (30432157)
小出 恵子  岡山大学, 保健学研究科, 助教 (40550215)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード公衆衛生看護学 / 実践能力 / 人材育成 / 保健師教育 / コンピテンシー / リフレクション / 健康生活実践 / 研究成果活用
研究実績の概要

1.初年度の2013年に研究成果活用・健康生活実践・省察的実践の能力取得プログラム試案を作成後、保健師課程学生に適用し(2013・2014・2015年度 各20名)、研究班で協議して改訂を継続している。データ収集方法は(1)健康生活実践・研究成果活用のワークシート、(2)リフレクションシート、(3)グループワーク・個別面談の記録、(4)介入前後の到達度評価である。随時分析し、学会発表を行っている。
2.A市の新人保健師・指導保健師研修にもプログラムの応用版を実施。A市が前後評価をして学会発表を行った。
3.プログラムの有効性を支持するために、①研究成果活用力、②健康生活実践力、③省察的実践力の高さが保健師の実践能力の高さと関連するかどうかについて、現任保健師への質問紙調査を行い、結果を分析した。同時に①②③を評価するための尺度・指標の開発を行い、それらについて随時学会発表を行った。
4.研究成果を掲載するホームページを作成した。http://www.phnspace.umin.jp/

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データ収集はおおむね順調であるが、質的データが多いことから分析に時間を要し、論文作成と普及のための活動が遅れている。

今後の研究の推進方策

3年間でデータ収集・分析した結果をまとめ論文投稿を進める。また、ホームページやワークショップを通してプログラムの普及を図る。

次年度使用額が生じた理由

当初計画の遅延による。改訂したプログラムの分析・評価に想定以上に時間を要しており、予定していた成果発表と普及(論文作成、ホームページの充実、ワークショップ等)が遅れている。

次年度使用額の使用計画

分析会議、文献検討に基づく考察、成果発表に費やす。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2016 2015 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 保健師を対象としたリフレクションに基づく保健指導技術向上プログラムの効果2015

    • 著者名/発表者名
      小出恵子,岡本玲子,猫田泰敏,岡田麻里
    • 雑誌名

      日本地域看護学会誌

      巻: 17(3) ページ: 4-13

    • 査読あり
  • [学会発表] The Relationships between the Quantity of Description on Reflective journal and Reflection Skills2016

    • 著者名/発表者名
      Miho Tanaka, Reiko Okamoto, Keiko Koide.
    • 学会等名
      19th EAFONS 2016
    • 発表場所
      Chiba Makuhari Messe
    • 年月日
      2016-03-14
    • 国際学会
  • [学会発表] 保健師のリフレクションと実践能力との関係と影響要因の検討2016

    • 著者名/発表者名
      岩本里織,岡本玲子,合田加代子,小出恵子,関裕子,杉本由希子
    • 学会等名
      第4回公衆衛生看護学会学術集会
    • 発表場所
      東京 一橋講堂
    • 年月日
      2016-01-24
  • [学会発表] 保健師の健康生活実践の実態2016

    • 著者名/発表者名
      西田洋子,小出恵子,岡本玲子,岩本里織,合田加代子,関裕子,杉本由希子
    • 学会等名
      第4回公衆衛生看護学会学術集会
    • 発表場所
      東京 一橋講堂
    • 年月日
      2016-01-24
  • [学会発表] 保健師の研究成果活用力と健康生活実践力の関連2016

    • 著者名/発表者名
      合田加代子,岡本玲子,岩本里織,小出恵子,関裕子,杉本由希子
    • 学会等名
      第4回公衆衛生看護学会学術集会
    • 発表場所
      東京 一橋講堂
    • 年月日
      2016-01-24
  • [学会発表] 保健師学生の継続的なリフレクションの質―SCATによる概念化―2016

    • 著者名/発表者名
      田中美帆,岡本玲子,小出恵子
    • 学会等名
      第4回公衆衛生看護学会学術集会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜
    • 年月日
      2016-01-23
  • [学会発表] 新人と共に研修を通した指導保健師の成長―評価指標を用いた研修前後の比較分析から2015

    • 著者名/発表者名
      杉本春菜,古本友理,大山郁美,井上綾香,阿部登志子,浅越由美子,小山春美,岡本玲子
    • 学会等名
      第61回中国地区公衆衛生学会
    • 発表場所
      広島県
    • 年月日
      2015-08-28
  • [学会発表] 自治体保健師が行うリフレクションの種類と回数の実態2015

    • 著者名/発表者名
      杉本由希子, 岡本玲子
    • 学会等名
      日本地域看護学会第18回学術集会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜
    • 年月日
      2015-08-02
  • [備考] 公衆衛生看護/保健師のコンピテンシー開発

    • URL

      http://www.phnspace.umin.jp/

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公開日: 2017-01-06  

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