日用品インタフェースは,日用品自体の意味や慣れ親しんだ操作方法を活用できることからユビキタス環境における有力なユーザ・インタフェースであるが,特に小型の日用品を扱う場合,センサ/アクチュエータ/ケーブルなどを内蔵/外付けすることで本来のデザイン/使い勝手に悪影響を与える可能性がある. そこで,本提案では,さまざまな日用品部品の「電気特性」,「機構特性」,「素材特性」等を分析し,日用品部品自体や適正素材をシステムの一部として活用した「日用品センサ/アクチュエータ」を構築することで,真に日常生活空間での利用に適した日用品インタフェースの実現を目指す.
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