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2015 年度 実績報告書

感覚フィードバックと体勢感覚情報の融合による巧みな物体マニピュレーション手法

研究課題

研究課題/領域番号 25700028
研究機関九州大学

研究代表者

田原 健二  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80392033)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード柔軟指先センサ / 接触面検出 / 仮想位置・姿勢制御
研究実績の概要

本年度では,新たにカメラを用いた触覚センサの開発を行った.昨年度までは,外界センサとしてKinect v2を用いて,物体の位置・姿勢推定を行ってきたが,物体把持におけるロバスト性向上のために,触覚センサが必要となった.しかし,現在入手出来る触覚センサは高価で破損しやすく,また,剛体への搭載を前提として作られているため,柔軟指への利用は不向きである.そこで,新たに柔軟指の構造を利用した接触センサを開発した.透明なシリコンゴムで指先を成形し,内部からカメラを用いて接触面の変形を計測することで,大変形にも対応した.提案する制御手法においては,触覚情報の精度はそれほど必要ではないため,安価で柔軟であり,大変形に対応したセンサが望ましい.画像処理技術を用いて指先の接触面位置および接触力の計測が可能であることを示した.また,納期が延びていた多指ハンドロボットについて,年度末に納品されたため,現在システム構築を行っており,その後,早々に実験を行う予定である.

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

27年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2015 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [国際共同研究] EPFL(スイス)

    • 国名
      スイス
    • 外国機関名
      EPFL
  • [学会発表] 透明シリコンとカメラを用いた柔軟指先の剪断力推定センサの開発2015

    • 著者名/発表者名
      吉川 裕貴, 田原 健二
    • 学会等名
      SI2015
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      2015-12-14 – 2015-12-16
  • [学会発表] Grasp stability evaluation based on energy tolerance in potential field2015

    • 著者名/発表者名
      T. Tsuji, K. Baba, K. Tahara, K. Harada K. Morooka and R. Kurazume
    • 学会等名
      IROS2015
    • 発表場所
      Hamburg, Germany
    • 年月日
      2015-09-29 – 2015-10-01
    • 国際学会
  • [学会発表] 柔軟指先と関節変位によるポテンシャル場の許容外力エネルギーに基づく把持安定性評価2015

    • 著者名/発表者名
      辻 徳生, 馬場 恒星, 田原 健二, 原田 研介, 諸岡 健一, 倉爪 亮
    • 学会等名
      RSJ2015
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2015-09-03 – 2015-09-05
  • [学会・シンポジウム開催] IROS20152015

    • 発表場所
      Hamburg, Germany
    • 年月日
      2015-09-29 – 2015-10-01

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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