当初の計画では、H28年度も当初の予定に従い26年度、27年度に引き続きデータ分析の手法を整理しサービスを分析することで得られた知見を、順次分析していくことで、意図していた設計ができているかどうかをフィードバックする予定であったが、前年度までの計画が当初の予定を大幅に超えて進捗し、企業との連携、さらに大規模なデータベースの活用にまで進んでいたことから特にウエブサイトの分析と構築の両方を含んだ、ウエブサイトの最適化アルゴリズム技術の研究を予想以上に進めることができ、特に本年度はより多くの企業との連携により多数のサイトのデータを活用することにより様々なサイトにどのように適用できるか検証していく作業を行うことがで流状況にあったので、様々なサイトにどのように適応できるのかを検証することができた。 また、この技術を拡張して捉え例えばデザインや製造業と行った他の分野に拡張して検証を行い、デザインの部分についてのみならず他の分野においても発展的な成果を得ることができた。当初から本研究の潜在的なインパクトとして想定していたものであるが、本年度はより具体的な形で進めることができた。 また、学術的な知見は国際会議において継続して成果を発信し、欧米のみならず、アジア圏での成長著しいシンガポール大学との連携を深めつつ、国際的な共同研究拠点の構築についても進めることができた。 本研究は、ウエブサイトの最適化を行っている企業、国際的な共同研究者からも高く評価されている。
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