研究課題
多施設共同のランダム化比較試験を実施中で、研究参加者の集積を継続した。また本研究に関連して、国際栄養精神医学会の理事として、海外の理事とともに現代の精神医学における栄養の重要性に関する総説をまとめた(Sarris J, et al. World Psychiatry 2015) 。また、アジア・オセアニア地域の研究者と共同で、栄養を含めた生活習慣からのうつ病・うつ症状へのアプローチについて、欧米のエビデンスのアジア・オセアニア地域への適用について総説をまとめた。(Sarris J, Nishi D, et al. Asia-Pacific Psychiatry 2015)
4: 遅れている
国立成育医療研究センターでの研究実施にあたって面接調査および採血のために確保していた部屋が急きょ他の診療科によって使用されることになり、研究を実施できるのが週2日から週1日に制限され、国立成育医療研究センターにおいて研究参加者のリクルートに必要な期間が延びることとなった。
研究環境の再整備を行い、研究参加者のリクルートを加速させる。
研究の進捗の遅れにともなう研究期間の延長により、次年度も研究費が必要となった。
主として研究参加者のリクルートにともなって発生する人件費・謝金に使用する予定である。
すべて 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件)
World Psychiatry
巻: 14 ページ: 370-1
10.1002/wps.20223
Asia-Pacific Psychiatry
巻: 7 ページ: 345-54
10.1111/appy.12212