DNAナノ構造体によるナノ粒子超構造の構造制御

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25706009
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 一部基金
• 研究分野: ナノバイオサイエンス
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 田川 美穂 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (40512330)
• 研究協力者: GANG Oleg Brookhaven National Lab. ; Yager Kevin Brookhaven National Lab. ; Starr Francis Wesleyan Univ.
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: DNA / ナノ粒子 / self-assembly / 自己集合 / 超格子構造 / コロイド結晶

研究成果の概要

ナノ粒子の空間配置を高度に制御し、他の方法では成し得ない自由なナノ粒子超格子構造の設計・作成が可能となることを示した。
DNA正四面体を介在させたDNA-NPの結晶化の課題では、結晶性の向上により、間違いなくダイヤモンド構造ができていることを小角散乱で示した。
二次元結晶化では、イオン濃度調整のみで正方格子と三角格子を構造制御できることを示した。また、基板となるSLBの相転移・相分離が吸着DNA-NPの結晶化に与える影響を明らかにした。

自由記述の分野

ナノバイオサイエンス