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2015 年度 研究成果報告書

磁性ヘテロ接合の巨大なスピン軌道相互作用現象の解明と革新的な磁化制御技術の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 25706017
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 応用物性
研究機関国立研究開発法人物質・材料研究機構

研究代表者

林 将光  国立研究開発法人物質・材料研究機構, 磁性材料ユニット, 主任研究員 (70517854)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードスピントロニクス
研究成果の概要

スピンホール磁気抵抗効果を利用し、5d遷移金属のスピンホール角の大きさを調べた結果、スピンホール角は5d遷移金属の構造に大きく依存し、多くの材料でアモルファス構造が大きな値をもつことがわかった。また、スピンホール磁気抵抗の温度依存性からスピンホール角を正確に決めるためには、強磁性金属層への縦スピン吸収を考慮しなければならないことを明らかにした。さらに、電流誘起有効磁場のベクトル分解測定とその温度依存性から、非磁性/強磁性界面におけるスピンミキシングコンダクタンスが特異な値を持つことがわかった。さらにこの界面では、物質の組み合わせによってジャロシンスキー守谷相互作用を制御できることがわかった。

自由記述の分野

電子スピン物性、磁性

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公開日: 2017-05-10  

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