研究課題
若手研究(A)
チェレンコフ望遠鏡アレイ(Cherenkov Telescope Array、CTA)計画の大口径望遠鏡で使用するための集光装置の試作機を開発した。焦点面カメラの各画素に取り付ける光検出器で大気チェレンコフ光の集光能力を最大限に高め、検出ガンマ線のエネルギー閾値を下げるため、92~99% という高反射率の反射フィルムを開発し、集光装置の内壁をこれで製作した。試作機の相対的な陽極感度(大雑把に集光効率とみなせる)は重要な入射角度に対して 95~105% に達することがわかった。
宇宙線物理学