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2016 年度 研究成果報告書

高分子ゲルの力学物性に及ぼす不均一性の影響の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25708033
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関東京大学

研究代表者

酒井 崇匡  東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70456151)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード高分子ゲル / 構造不均一性 / 構造物性相関 / Tetra-PEGゲル
研究成果の概要

均一網目構造を有するTetra-PEGゲルに制御された不均一性を導入し、それらを独立に評価することを試みた。その結果、重なり合い濃度付近で作製されたTetra-PEGゲルは均一な網目構造を有しており、その弾性率はファントムモデルで、破壊エネルギーはLake-Thomasモデルで記述できることが示唆された。部分鎖長の不均一分布やダングリング鎖の影響は不均一性として大きくないのに対して、絡み合いやループの影響はモデル予測と実験値のずれとして検出されることが示唆された。以上の結果は、高分子網目の基礎物性を理解する上で重要な知見であると考えられる。

自由記述の分野

高分子科学

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公開日: 2018-03-22  

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