本研究は『磁界共鳴によるユビキタスエネルギー社会の実現に向けた研究』と題し、主にN対N給電システムにフォーカスし包括的な研究を4カ年かけて行い、次の成果が得られた。(1)複数給電使用時の効率向上現象の解明,(2)クロスカップリングキャンセリング法,(3)2次側単独での効率と所望電力同時実現,(4)ロバストなワイヤレス電力伝送システム構築,(5)磁界共鳴と電磁誘導の統一理論の構築,(6)漏洩電磁波抑制 上記以外にも多くの成果が得られ、本課題を通して大きな成果をあげることができ、本課題の目的を達成できたといえる。
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