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2015 年度 研究成果報告書

シトルリン化タンパク質の網羅的解析と発癌における機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25710009
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関東京大学

研究代表者

谷川 千津  東京大学, 医科学研究所, 助教 (30422421)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードp53 / シトルリン化
研究成果の概要

本研究では、PADI4のシトルリン化基質をプロテオミクス解析により網羅的に探索し、150以上のタンパク質をシトルリン化基質として同定した。その多くがRNA結合タンパク質であり、シトルリン化によりタンパク質間の複合体形成が阻害される事が示された。Padi4 ノックアウトマウスのRNA sequence解析の結果、300以上の遺伝子のスプライシングが影響を受けている事が示された。
次に、シトルリン化のコンセンサス配列を決定し、肝癌患者の17.5%でこの配列に対する自己抗体が陽性となっている事がわかった。本研究により、シトルリン化修飾についての知見が深まり、生理的な意義が明らかとなったと考えられる。

自由記述の分野

分子腫瘍学

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公開日: 2017-05-10  

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