次年度の研究費の使用計画 |
申請当初には設備備品に蛍光顕微鏡、デジタルドキュメンテーションシステム、そしてハイスループットマイクロプレートリーダーならびに測定プレートを高額備品として請求し、総額12,339,000円を計上していた。また、消耗品費、旅費、人件費・謝金、その他を合わせて4,661,000円を計上し、合計17,000,000円を予定していたが、初年度の直接経費は科学研究費補助金と学術研究助成基金助成金の総額11,600,000円であった。そこで、初年度には本研究費により高額備品である蛍光顕微鏡とデジタルドキュメンテーションシステムを購入し、残額を消耗品費と旅費に充てた。そして、本年度は前倒しで高額なNGS解析を行った結果、解析用にワークステーションとソフトウェアを準備する必要が生じた。これらは高額であるため、次年度以降の研究に支障が来さないよう、学術研究助成基金助成金の一部を次年度使用額とした。 初年度にNGS解析で得たデータと次年度以降に得られてくるNGSデータを解析するためのワークステーションとソフトウェアの整備に約1,700,000円を平成26年度に追加の設備備品費として充てる。そのため、平成26年度に予定していた消耗品費等に充てる予算割合が減少する。この減少分を補充するために、平成25年度に繰り越した学術研究助成基金助成金の一部を充てる。また、申請書に計上していたハイスループットマイクロプレートリーダーならびに測定プレートと同等の機能を有する設備備品に関しては他研究費より既に調達済みであるため、本研究費による購入は行わない。
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