研究課題
若手研究(A)
本研究では、農業河川の約430m区間を対象に、バイオテレメトリー調査を実施し、魚類の空間分布の経時変化や日周性等について評価した。小河川における調査研究は国内外において稀であり、VPS手法による再現精度が数mの範囲であることが明らかになった。また、一般的には観察が難しい日夜の分布域の違いが定量的に示された。同時に、ADCPおよびハンディCTDセンサーを用いた水理環境調査により、河床地形を含む、詳細な物理環境特性の測定が可能になった。以上の成果を統合することにより、先進的な研究成果が見込まれる。
地域環境工学・計画学