今後の研究の推進方策 |
細胞に本菌を感染後、経時的にサンプリング(1, 2, 3, 4時間後)し、宿主細胞・細菌同時RNA-seq, TSS-seq解析を通じた感染時間特異的な細菌、宿主の遺伝子発現パターン解析する。ネットワーク解析により、協調的に働く因子を絞り込む。宿主側については、候補因子をノックダウンまたはノックアウトし、共焦点顕微鏡観察、電子顕微鏡観察、そして細胞内の生菌数の定量等を行うことで、オートファジー制御の分子メカニズムを実験的に明らかにする。 予測された多様化、生残に関与する宿主因子(化学因子を想定)の影響をジャーファーメンターで再現、細胞内生残とゲノム多様化を実証する。 発見された細菌、宿主側両方の遺伝因子の普遍性について、情報・実験的解析を加える。
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