研究課題
1.プログラム参加者による1年間の取組の報告会:参加施設において痛みのケア改善のために実施された方法とその内容を共有し、質改善の効果を理解することを通して今後の自施設の痛みのケア改善活動に生かすことを目的に、プログラム参加者による報告会を実施した。看護師22名、医師4名が参加し、各施設の改善活動と今後の課題について意見交換した。報告会に関するアンケートでは、下記の問いについて1まったくそう思わない~4とてもそう思うの4件法による回答を得たところ、①報告会を通して質指標(Quality Indicator: QI)実施率改善のための具体的方法・内容について理解が深まった(3.5±0.5, 平均値±SD)、②報告会を通して改善の効果について理解が深まった(3.4±0.53)。③報告会を通して自施設の新たな痛みのケアの課題を発見した(3.6±0.64)。④報告会での他施設の発表は自施設の今後の痛みのケアに対する改善の方策の参考になった(3.6±0.5)と概ね良い評価を得た。2.プログラムの効果に関する公表:日本新生児看護学会での口演発表と国外の学術誌(Advanced in Neoantal Care)へ論文投稿し受理された(オープンアクセス)。3.プログラムの完成:参加者の意見を参考にし、プログラムを継続していくためのITシステム(新生児の痛みのケア改善データベース)を開発し、プログラムを完成させた。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
Advanced in Neonatal Care
巻: - ページ: 1-8
10.1097/ANC.0000000000000382
https://npqi.hiroshima-u.ac.jp/npqi/login