無線センサネットワークを展開したフィールドでは定期的に温度や湿度などの環境情報を収集することができ,少数のノードでフィールドを長時間被覆することが望ましい.本研究では,農地と水面の2種類のフィールドに対して,可動ノードを用いて被覆する手法をそれぞれ提案した. 農地フィールドにおいては,発電量予測を行うことで10%の被覆時間延長と,4%のノード数削減ができることを確認した.水面フィールドにおいては,海流により流されたノードの位置調整手法の各部位が,1.3倍~1.6倍の被覆時間を得られることを確認した.
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