人の動作を用いて直感的に操作可能なジェスチャインタフェースの開発が盛んである.本研究では,手指ジェスチャが多彩な情報を表現できるという点に着目し,Webブラウジングなどの画面操作においてユーザビリティの高いインタフェースの実現を目標とした.先行研究の装着型手首凹凸計測デバイスを参考に,ユーザの腕の姿勢の制約を減らし使いやすさを考慮してデバイスを改良した.具体的には腕の回内動作を可能とし,さらにその回内角度を認識可能なデバイスを実現した.これを用いて手指ジェスチャを認識・活用する画面操作インタフェースを開発した.これらを用い,ユーザビリティの高い画面操作インタフェースの要件を明らかにした.
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