研究課題
若手研究(B)
生物の情報処理の仕組みを理解することは、基礎科学として興味深いばかりでなく、情報処理技術の発展にもつながり社会的にも意義がある。細胞運動は、細胞の外部環境の受容と内部での情報処理の結果なので、細胞の情報処理機能を調べるための良いモデルとなる。本研究では、ソフトマター物理の観点から細胞運動を捉えて、細胞骨格タンパク質であるアクチン繊維が原形質の流れの中で繊維の向きを揃えることと力を生み出すことに関係があることをつきとめた。
生物物理学