訪日外国人旅行者数は2018年にはおよそ3120万人と、2013年に1000万人を突破してから5年間で約3倍も増加している。更なるインバウンド観光振興のために、訪日外国人の日本旅行に関するイメージを分析することは、新たな日本の魅力の発見、受け入れ環境の整備、海外へのプロモーション方法の検討につながる。本研究の成果は、日本人と外国人では観光地に対するイメージが違うことを明らかにし、さらには観光情報ウェブサイトとの情報と比較して、それぞれの視点を組み合わせることで、これから日本を訪れようとする外国人旅行者にとって興味深く意外性のある情報を提供することができる可能性を示すことができた。
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