• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

重イオン誘発バイスタンダー効果の時空間依存性の解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25740019
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

研究代表者

横田 裕一郎  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究副主幹 (30391288)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードバイスタンダー効果 / ガンマ線 / 炭素イオンビーム / 一酸化窒素
研究成果の概要

照射細胞から非照射細胞へ放射線の効果が伝わるバイスタンダー効果の誘導機序を解明するため、ガンマ線や炭素イオンを照射したヒト培養細胞と非照射細胞を共培養した。その結果、非照射細胞のコロニー形成能は、照射細胞との共培養時間が延びるほど(時間依存)、照射細胞が受ける線量が高いほど(線量依存)低下するが、ガンマ線と炭素イオンの間では違いが無かった(線質非依存)。また、一酸化窒素の消去剤を加えるとバイスタンダー効果も消失し、一酸化窒素が酸化されて生じる亜硝酸イオンの培養液中濃度はバイスタンダー効果と相関関係を示したことから、一酸化窒素の産生量はバイスタンダー効果の決定因子の一つと考えられた。

自由記述の分野

放射線生物学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi