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2014 年度 研究成果報告書

乳がん細胞におけるビスフェノールAのエストロゲン様活性増強の分子メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25740024
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関九州大学

研究代表者

劉 暁輝  九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (60596849)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードビスフェノールA / エストロゲン様作用 / 核内受容体 / 生理活性 / 乳がん細胞
研究成果の概要

ビスフェノールA(BPA)は乳がん細胞増殖作用を示す。我々は、エストロゲン受容体(ER)とエストロゲン関連受容体(ERR)が共存すると、BPA活性が相乗的に増強されることを発見した。本研究では、この増強作用の分子機構解明に取り組んだ。まず、乳がん細胞に存在するER とERR を調べ、BPA暴露による発現量変化を解析した。その結果、ERα、ERRαとERRγの活性増強への関与が判明した。また、コアクチベーターも特定のものが関与していることが判明した。さらに、BPAが結合するのはERで、ERRは協働作用に働くこと、DNA結合エレメントには必須な構造要因があることなどが判明した。

自由記述の分野

環境解析学

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公開日: 2016-06-03  

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