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2015 年度 研究成果報告書

フライアッシュとセメントを混合した硫化物イオン吸着材の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25740038
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境モデリング・保全修復技術
研究機関神戸大学

研究代表者

浅岡 聡  神戸大学, 内海域環境教育研究センター, 助教 (60548981)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード石炭灰 / 硫化物イオン / 硫化水素 / 閉鎖性水域 / 環境修復 / リサイクル / 富栄養化
研究成果の概要

閉鎖性水域で発生する硫化物イオンは,しばしば漁業被害や悪臭,青潮をもたらしている。硫化物イオンを除去するため,石炭火力発電所から発生するフライアッシュにセメントを混合し反応させた, FAC吸着材を作成した。本研究ではフライアッシュとセメントの最適な混合比率を明らかにした。フライアッシュの混合比率が87および95wt.%で硫化物イオンの除去速度が最大に達した。一方,フライアッシュの混合比率が95wt.%以上では,現場に施用を想定した強度が保てないことがわかった。以上より,フライアッシュとセメントの最適な混合比率は,強度と硫化物イオンの除去速度の兼ね合いから,87:13であることがわかった。

自由記述の分野

環境学

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公開日: 2017-05-10  

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