研究課題
若手研究(B)
中国西北部に位置する黒河流域を事例に、効率性と公正性の両面から水資源管理の政策影響を評価し、その統合的フレームワークについて検討した。統計データおよび家計調査のデータを基づいて計量分析を行った結果、昨今の改革がより効率的な水利用に貢献したが、それが水利用システム全体のレジリアンスの低下とのトレードオフで実現できたことが検証された。また、地域住民の水需要は、価格の変化に非弾力的であることを明らかにした。
開発経済学