保育士と保護者が直接会って話すことができる機会でもある送迎時に着目し、H県内の乳児を預かる認可民間保育所に対するアンケート調査を実施した。送迎保育ステーション事業を実施しているA市に聞き取り調査を実施した。 アンケート調査によると通常保育時間帯であっても、玄関ホール付近や門の辺りで子どもを受け渡しする保育所が10%以上あった。送迎保育ステーション事業については、待機児童の解消や保護者の送迎の負担など、保護者のニーズについては大きく貢献しているが、課題があることがわかった。専門職としての子育て支援における保育士の役割を確立していかなければならない。
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