研究課題
若手研究(B)
食品表示における不確かさを解消することは、食品の安全性を確保するために重要である。本研究では、炭酸カルシウムの基原 (生物殻、合成品、鉱物など) を明らかとするために、試料に含まれる第2族元素の含有量とそれらの安定同位体比を、誘導結合プラズマ質量分析装置にて測定した。その結果、炭酸カルシウムは、生物殻とそれ以外の物に分別可能であること、合成品と鉱物由来の検体を分別可能であることが、それぞれ示唆された。
食品分析