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2016 年度 研究成果報告書

明治中期の理科筆記が紐解く日本型科学教育の源流と現代への具現化

研究課題

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研究課題/領域番号 25750071
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 科学教育
研究機関新潟大学

研究代表者

興治 文子  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (60409050)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード理科教育史 / 明治期 / 授業筆記 / 日本型科学教育 / 教育内容の変遷 / 教育実態 / 簡易実験
研究成果の概要

本研究は理科教育転換期である明治中期における教育実態を児童・生徒の授業筆記から明らかにし、得られた知見を現代へ活かすことを目的としたものである。
主に次の点を明らかにすることができた。
(1) 埼玉、新潟で『小学校生徒用物理書』の使用実績があったことや簡易実験を実施していたと思われる記述があった。さらに、教師の力量による高水準な教育内容であった。 (2) 理科と地理にまたがっていた地学分野の教授内容は、地球表面の自然現象を科学的な視点でとらえ、原理が多く含まれるように変化していた。(3) 師範学校においては、当時の最新の科学研究の成果が教育内容に反映されていた。

自由記述の分野

科学教育

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公開日: 2018-03-22  

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