近年,実用的なITS(Intelligent Tutoring Systems)が普及し,学生の学習過程や試験結果をデータとして保存することが容易になった.本研究の目的は,EDM(Educational Data Mining)の観点からプログラミング技術を習得するために必要なスキル構造を抽出することである. その方法として,NMF(Non-negative Matrix Factorization)を改良し,時間変化する試験結果行列からQ-matrixと呼ばれる設問とスキルの関係行列を抽出する手法を提案した.提案手法により学習者の潜在スキルの習得過程の抽出・可視化を行った.
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