研究課題
若手研究(B)
高温環境下における北海道水稲品種の生育特性、および収量特性を明らかにして、水稲の品種特性を考慮した将来の収量予測を行った。現在の札幌よりも生育期間の気温が約5℃高温な石垣での栽培試験を実施して解析に使用した。DVRモデルに日射量を考慮することで推定精度が向上した。さらに、収量構成要素を推定して収量を推定する手法を開発した。現在より2.5℃気温が上昇した将来では、収量は現在と同程度か減少する地域が多く、特に穂重型の品種で減少する傾向がみられた。
農業気象