災害・危機時に大学は、「キャンパス構内にいる教職員・学生を守る,危険物の安全確認を行い加害者にならない,教育・研究を早期に再開する」などの使命を果たすため,いち早く初動体制を確立して中断なく業務を継続する必要があり,業務継続マネジメント(BCM)の整備が急務である.大学でのBCMの推進に資する「事業継続マネジメント支援パッケージシステム」として,「①キャンパスの災害リスクを手軽に診断するためのマップシステム」機能及び「②東日本大震災での大学の対応から学ぶための災害対応データベース」機能という二つの機能を有するシステムの提案を行った.
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