地震と相関する現象を観測し発生を推測するモデル(先行モデル)による地震予測の精度を向上させるための基盤構築を行った。具体的には、先行モデルが事前予測を提出するプラットフォームを提供し、予測の成績を公正に検証するシステムを作った。これにより、これまで事後予測同然で公表されていた先行モデルへの疑い-地震が起きた後にモデルの作成者によって予測情報が改変されたのではないか-が払拭され、先行モデルの本当の予測能力を知ることができるようになった。先行モデルの作成者は、本システムを使って事前予測と評価を繰り返すことにより自身が作成した先行モデルの成績を把握し、改良につなげられる。
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