研究課題
若手研究(B)
血液は赤血球が多数流動する懸濁液であり,血液中の物質輸送を定量的に議論するためには,個々の赤血球の運動から血液のマクロな物理現象まで統一的に取り扱う事のできる新たな血液連続体モデルが必要となる.本研究課題では,赤血球の計算力学モデルを構築することで,赤血球の運動から連続体レベルの血液粘性応力,赤血球自己拡散量を定量化した.これにより,希薄から準希薄領域における血液連続体モデルの構築に成功した.
計算生体力学