研究課題/領域番号 |
25750167
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
坂元 政一 九州大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (50610177)
|
連携研究者 |
田中 宏幸 九州大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (30253470)
正山 征洋 長崎国際大学, 薬学部, 教授 (70037604)
柴田 攻 長崎国際大学, 薬学部, 教授 (10117129)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | ステアリルグリチルリチン / ステアリルグリチルレチン酸 / モノクローナル抗体 / ELISA |
研究成果の概要 |
近年、健康志向や補完代替医療へ関心の高まりと共に天然物由来の健康食品や生薬原料の需要が高まっている。甘草は、漢方処方薬の70%にも含有する有用な生薬である。GCは、甘草の主要活性成分であり、体内では腸内細菌によりGAへと変換される。本研究成果は前報と合わせてGCやそのアグリコンGAが有する膜撹乱作用をLangmuir単分子膜手法により初めて視覚的に捉えた結果である。また、GC及びGAが脂質ラフトモデルの流動性を向上させたことから、漢方薬として甘草を用いた場合、他の二次代謝産物(有効成分)の細胞内取り込みを促進させるのではないかといった興味深い知見を得た。
|
自由記述の分野 |
抗体工学
|