研究課題
若手研究(B)
本年度は、脳出血モデルラットを作製し、スキルトレーニングが脳出血後の運動機能障害および中枢神経系に与える影響について検討した。脳出血後のスキルトレーニングは、運動機能障害を改善させる効果があることを示した。中枢神経系における作用機序を検討するために運動野におけるシナプス関連タンパクを解析した。脳出血後のスキルトレーニングは、シナプス関連タンパクが有意に増大させることを示した。
2: おおむね順調に進展している
本年度、脳出血モデルラットに対するスキルトレーニングがシナプス関連タンパクを増加させることを示すことができた。現在、トレッドミル走行群との比較を行っており、運動機能改善効果の違いについて検討している。
今後は、スキルトレーニングとトレッドミル走行による中枢神経系への影響の違いについて組織学的および生化学的解析手法を用いて検討する。
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Behavioural brain research
巻: 260 ページ: 34-43
10.1016/j.bbr.2013.11.034