研究課題
当該年度では,脳出血後のスキルトレーニングがAMPA受容体サブユニットに与える影響について検証した.コラゲナーゼ注入法による脳出血モデルを作製し,スキルトレーニングとしてアクロバティックトレーニングを実施した.脳出血後14日目と29日目に組織採取を行い,AMPA受容体サブユニットであるGluR1-4のmRNA発現量をリアルタイムPCR法にて解析した.脳出血後29日目において傷害側感覚運動野においてGluR1-4のmRNA発現量が有意に増加していた.また,脳出血後14日目では線条体においてGluR3,4のmRNA発現量が増加傾向にあった.本研究から脳出血後のスキルトレーニングにはAMPA受容体サブユニットが関与していることが示唆される.
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Journal of Stroke and Cerebrovascular Diseases
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10.1016/j.jstrokecerebrovasdis.2016.05.007