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2016 年度 研究成果報告書

運動器不活動後の広範囲慢性痛に対する新たな理学療法戦略構築のための基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25750237
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関愛知医科大学

研究代表者

大道 裕介  愛知医科大学, 医学部, 講師 (50506673)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード不動化 / ミクログリア / アストロサイト / 酸化ストレス / 神経原性炎症 / 不快情動
研究成果の概要

運動器不活動後の広範囲慢性痛に対する新たな理学療法戦略構築するため,我々が開発したCPCPモデルを用いて,病態機序の解析を行った.二週間のギプス固定により,固定部後肢の広範囲(筋,筋紡錘など)に酸化障害が生じることが分かった.また,この酸化障害は,固定側の痛覚受容ニューロンの過剰興奮を引き起こし,不動肢に神経原性炎症を誘導することが示唆された.この神経原性炎症で生じた神経ペプチドシグナルは,脊髄後角ニューロンの過剰興奮を引き起こし,中枢性感作を引き起こすことが示唆された.また慢性期の痛覚増強行動に関与する脊髄アストロサイトの活性化は,固定肢の酸化障害から続発することが示唆された.

自由記述の分野

理学療法,慢性疼痛

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公開日: 2018-03-22  

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