研究課題
若手研究(B)
手術適応となる肺癌患者は慢性閉塞性肺疾患(COPD)を合併する場合も多く、周術期ケアが重要である。BODE indexはCOPDの多因子重症度評価として開発された。そこで、BODE indexがCOPD合併肺癌患者に対する周術期の呼吸リハの効果判定に有用であるかを検討した。呼吸リハ介入により術前BODE indexの改善を認めたものは57%で、全例において周術期死亡なく、独歩退院した。生命予後と呼吸リハの効果を正しく評価できる手法の開発と呼吸リハの有用性の更なる検討が待たれる。
内部障害リハビリテーション