研究課題
若手研究(B)
本研究では,上肢挙上時の肩甲骨3次元位置および方位から瞬間回転軸を算出し,それに基づいて肩甲骨回旋筋のモーメントアームを求めた.その結果,上肢挙上中の肩甲骨回転を促す向きにモーメントを発揮可能な状態にあるのは僧帽筋と前鋸筋の下部であることが示された。また、モーメントアームの大きさは上肢挙上に伴い変化し,前鋸筋は上部と下部で相反する運動を発生させる筋束を有していた.
バイオメカニクス