研究課題
若手研究(B)
本研究では、思春期から青年期を対象に自然体験プログラムを実践し、自然体験プログラムによる体験者の現実適応の代表的指標(「メンタルヘルス」と「生きる力」)への効果について検討を行った。その結果、メンタルヘルスの下位尺度の「やる気次元」は向上し、「生きる力」は向上した。また、個性化(内的成熟や心理的成長など)についての視点から、継続型登山授業を対象として登山初心者の基礎装備に対する意識変化を検討した。その結果、身体的体験を通じて、主体性が萌芽し、自律・自立への意識変化プロセスが提示された。
野外教育