運動習慣の無い層に運動を習慣づける効果を期待して、キネクトデバイスによるゲームの利用を想定していたが、技術面での困難を伴ったため、運動習慣に関する調査を代替で実施した。自らの運動習慣について確認的に振り返ることが、運動に対する意識を肯定的に変容させる可能性を検討した。大学生を対象に、日常生活における行動変容段階について、無関心期から維持期までの段階を報告させ、大学での授業を通して振り返りの機会を与えた。調査開始時と3ヶ月後とで比較をおこなったところ、行動変容と運動セルフエフィカシーが高まることが示唆された。
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