本研究はEEを若年層の子宮頸がん検診受診促進に応用し評価する過程で、我が国におけるEE手法の有効性と効果のメカニズムを検証し、理論的かつエビデンスに基づくプログラムを開発することを目的として設定した。 3年の研究活動期間中EE戦略を応用開発したプログラム評価のために、信頼性のあるデータを収集できなかったが、プログラムの成果としてエンターテイメント活動が講演会等一般的な啓発イベントには参加しない層との接点として生きていること、開発から展開に至る一連でマスメディアや行政、大学内複数部局といった多様な組織との連携・協働体制の構築が進んできた点はEEプログラムの特長であると思われる。
|