研究課題
若手研究(B)
縦断研究によって、閉じこもりをもたらす同居家族の関わり尺度を開発することを第一の目的とした。閉じこもり高齢者とその同居家族への半構造化面接による予備調査から、同居家族の関わりとして特徴的な項目を収集し、本調査では福島県のA村在住70歳以上のADLが自立した全高齢者1,229人とその同居家族を対象とした調査を実施し、さらに1年半後に追跡調査を実施した。その結果、新規閉じこもりの発生には同居家族の過保護的な関わりが影響していることが確認された。
高齢者心理学