研究課題
若手研究(B)
本研究では、旧ソ連空間における「非承認国家」問題の端緒である、ソ連邦構成共和国からの独立を試みた共和国非タイトル民族による「分離主義」運動を研究対象とし、特定の民族集団が政治的集合行為を進めるに至った要因を、資源動員論を援用した論理式を用いて解明することを試みた。研究期間中に、ロシア、モルドヴァ、ウクライナにてフィールド調査を実施し、研究成果として、招待講演(ハーヴァード大学ディヴィスセンター)や国際学会での発表、複数の英文査読雑誌での論文掲載を行った。
国際関係論