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2015 年度 研究成果報告書

イスラーム金融を利用した伝統的経済制度の再活性化とその現代的意義をめぐる研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25760004
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域研究
研究機関京都大学

研究代表者

長岡 慎介  京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (20611198)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード現代イスラーム経済論 / イスラーム金融 / イスラーム法 / 伝統制度の再活性化 / ザカート / ワクフ
研究成果の概要

本研究は、現在勃興しつつあるイスラーム金融のスキームを利用した伝統的イスラーム経済制度(ザカート、ワクフ)の再活性化の取り組みに注目したものである。その実態解明を通じて、様々なイスラーム経済セクター(金融、ザカート、ワクフ)が、現代に再び「システム」としての有機的つながりを取り戻していることが明らかとなった。そして、その構造は、国家の境界を越えた脱領域的なシステムとして立ち現れていることが判明した。また、このシステムは、貧困や経済格差といったグローバル資本主義の弊害を是正する大きな役割を果たしていることも明らかとなり、1つのオルタナティヴな経済システムとして機能しうることを示唆するものである。

自由記述の分野

イスラーム経済論

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公開日: 2017-05-10  

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