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2015 年度 実績報告書

ジョルダーノ・ブルーノと世界の複数性:メルセンヌとライプニッツからの批判を通して

研究課題

研究課題/領域番号 25770007
研究機関岡山大学

研究代表者

岡本 源太  岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (50647477)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードジョルダーノ・ブルーノ / ガブリエル・ノーデ / 世界の複数性 / ルネサンス自然主義 / 近世自由思想 / 呪術論 / 奇跡論
研究実績の概要

ジョルダーノ・ブルーノによる「世界の複数性」論を、後世のマラン・メルセンヌやライプニッツからの批判と対照しながら読み解き、近代以降の「多様性」概念の再考を目指す本研究は、その三年目として、昨年度・一昨年度の研究実績を踏まえて、まずはブルーノ『しるしのしるし』の翻訳注釈に集中的に取り組み、そのうち第1部第1節から第23節までを公表した。また、ルネサンス自然主義から近世自由思想への影響作用の内実を解明するために、ひきつづきフランスのパリとイタリアのヴェネツィアで文献資料調査をおこない、とくにガブリエル・ノーデの呪術論・奇跡論に、歴史論と同様、ルネサンス哲学の影響として自然主義化の進行を認められることが分かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] [翻訳]ジョルダーノ・ブルーノ『しるしのしるし』(第1部第1節~第23節)2016

    • 著者名/発表者名
      岡本源太
    • 雑誌名

      あいだ/生成

      巻: 6 ページ: 163-171

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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