研究課題
若手研究(B)
本研究は、長足の進歩を遂げる人文情報学の成果やツールを思想研究に応用することで、哲学・思想の要諦をテクスト全体の構造に基づいて明らかにすることを目的とした。その結果、5世紀アテナイの新プラトン主義者・プロクロスとその著書を取り上げることにより、膨大なテクストから宗教思想のいわば内部構造を抽出し、思想研究を情報化時代にふさわしく展開させる方法論を一定範囲で確立できたものと思われる。
宗教学